終わり良ければ…

全て良し…とはいかないけれど … 日々の記憶を楽しい記憶に書き換えて終わりたい…

落語会備忘録……柳家喬太郎

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昭和の香り漂うシブい会館での落語会

1時間も前に会場に着いたため 

マンウォッチング

年齢層は小学生や中学生くらいの子供からシニアまで、かなり広め

お一人女子も結構見受けられる (私もだが……)

女性だけの数人のグループも多い

800席の会場は満員

いっぱいのお運びだ

やっぱり落語ブームが来てる……

 

4ヶ月前からチケットを購入し、上手側ではあるが一番前の席で楽しむことができた

本日は、下手からの登場だったので、登場の際の表情がよく見えた

 

1席目は、羽織なしの着流し姿で上がり

まくらもなく、前座話の「饅頭怖い」をやったあと

自分で高座返し

前座っぽさを出した演出なのか?

喬太郎さんの噺はまくらが面白くて好きなのだけれど

まくらなしで短時間のうちに場を沸かせたのは あっぱれ

さすが人気の噺家

 

2席目は、二つ目 柳家小太郎 「あたま山

絵本にもなっているシュールな演目だ

小太郎さんの噺ははじめて聴いたが、元気で力強い印象

 

次に、欧州公演の噺

ずーっと聴いていたいくらい面白い

特撮ネタも、ウルトラマンすら知らない私でも楽しい

 

中入り後、着流しに羽織姿で高座に上がり

艶ばなしの「紙入れ」を……

一瞬、開演前に見かけた子供のことが頭をよぎった

……わからなくていいからね、そのうちわかるよ……

 

やっぱり喬太郎師匠はハイレベルで面白い

盛り上がりに欠け

さざなみのような拍手しかおこらない 岡山でも

しっかり沸かせた技量には感心させられる 

 

落語会備忘録……三遊亭好楽.柳家花緑.林家三平

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読書もできない、落語会にも行けない、

ただひたすら、どこから湧いてくるのかと思うほどの仕事を

メリスロンを飲みながら、なんとかこなした1月も過ぎ、

早いもので、気がついたらもう2月も半ばに入っていた。

 

昨日が、ようやく私にとっての落語はじめとなった。

落語趣味の友人が周りにいないこともあり、いつもは一人で気楽に落語に行くのだが、

この度は、地元での落語会ということもあり、落語デビューの仲間たちが付きあってくれた。

これを機会に、落語が好きになってくれればいいなぁ

「頼みますよ、好楽師匠!」と、心の中で叫びながら、

期待と不安を抱きつつ、少々緊張気味に会場入り。

 

開口一番は、 木久扇師匠の八番弟子  柳家木りんさん

演目; 金明竹……骨董屋のおじさんの所にやっかいになっている与太郎が留守番をしている時に、上方なまりの早口の客来る。しかし、何を言っているのかさっぱりわからないで、何回も聞き直し、客は喋り疲れて帰るという噺。

二つ目とはいえ、かなり上手いのに驚き!

初っ端からしっかり笑わせてもらいました。

父は 清國勝雄という 元お相撲さんらしい。

身長192cmの高身長に、可愛らしい顔。

若い層の女性落語ファン獲得に 大いに貢献していくことだろう。

将来が楽しみだ。注目しておこう。

 

続いて、おなじみ 笑点林家三平さん

笑点ネタ多目のマクラで笑いを取る。

不覚にも、肝心な 落語の演目が 思い出せない。

完全に、忘れてしまったのだ。

あとで、ロビーに演目が貼り出されるだろうと思っていたが、

残念ながらなかったので、なんだったかなぁと未だに思い出そうと考えている。

 

次は、柳家花緑さん

演目; 蜘蛛駕籠……駕籠かきのことを クモスケいうが、

いわれは、蜘蛛のように網を張って客を捕まえるからと、

雲のように居所が定まらないからなど、色々な説がある。

マクラの部分でしっかりと、その辺の知識を盛り込み解説してあったので、

初心者でも楽しめる仕上がりだった。

 

とりは、三遊亭好楽師匠

演目;薮入り……3年ぶりに奉公先から帰ってくる我が子を愛おしむ人情噺

なんとなく品のある、安定の古典がいい。

 

落語デビューの仲間の感想は……

やはり、花緑さんが一番人気

好楽師匠は、流石に上手いねぇ

三平ちゃんは、もっとチャラいのかと思ったら、しっかりとした話をするんだね

となかなか高評価

また行きたいと言ってくれて、ホッと一安心

 

私はというと、林家木りんさんに 注目!

二つ目ながら、技量も自信も十分に感じられるし、

漫画  「昭和元禄落語心中」から抜け出したような 容姿

新しい世代の落語ファン獲得に大いに貢献できる筈だ。

真打になるまで、陰ながら応援していきたい若手を見つけた 気分だ。

 

次の落語会は、今週土曜日。

一番お気に入りの、柳家喬太郎を聞きにいく。

今年は、月1回平均 落語会に行き、

笑いにより NK細胞を元気にすることを目標にしている。

免疫療法は 笑いから……

 

「入門ビットコインとブロックチェーン」野口悠紀雄......今週の読書

 

入門 ビットコインとブロックチェーン (PHPビジネス新書)
 
ビットコインについて、よく耳にするようになった。
高騰しているということばかりが注目されているが、
それよりも、注目すべきは「ブロックチェーン
ビットコインを含む仮想通貨の基礎技術である「ブロックチェーン」が、
かつてインターネットが登場した時と同じような、
社会革命をもたらす重要な技術らしい。
 
すごい時代が、もうそこまで来ている。
かつて、インターネットの登場は衝撃だった。
地球上のどこにいても、即時に低コストで、情報を 送ることを可能にした。
しかし、インターネットでも できなかったことがある。
それは、「経済的な価値を送ること」と「信頼を確立すること」だ。
インターネットで、安全に経済的な活動を行うことはとても難しかった。
 
しかし、
書き換えることが不可能なシステムを確立し、
銀行のような管理者がいなくても、信頼できるシステムを作り、
コストを抑えて決済ができるようにしたのが、
ブロックチェーンの技術らしい。
 
「従来のインターネットが 情報の インターネットであるのに対して、
  ブロックチェーンは 価値の インターネット」 だと言える。
まさに、革命だ。
 
AIやブロックチェーンの応用によって
社会がどのように変わるのか わからないが、
今、社会が大きな転換点にあることは間違いない。
この本の内容は、専門的な部分もあり、半分くらいしか理解できなかったが、
わくわくしながら読んだ。
 
人は、自分の持っている知識の中でしか行動することが出来ない。
新しい時代に、自分は柔軟に対応できるのだろうかとの不安も残った。
 
 
 

 

落語会備忘録……柳家さん喬.柳家権太楼 二人会

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今年最後にして、満足度一番の落語会だった。

 

御二方とも、紫綬褒章受章者だけあって、安定のおもしろさ。

 

2席とも人情噺だったが

泣ける感じではなく、

「え〜 はなしやな〜」と、しみじみする噺だった。

 

柳家権太楼師匠の「井戸の茶碗」は、

人情噺にもかかわらず、からっとしていて爆笑できる。

幸せを誘う可愛らしい笑顔が、権太楼師匠の魅力だと感じる。

あの笑顔で、正直者の屑屋のせいべいさんの、人の良さがより際立つ。

 

柳家さん喬師匠の「幾世餅」は、

真面目な語り口調により、

搗き米屋の奉公人の清蔵の、真面目さ、一途さが際立つ。

 

 

会場はクリスマスイブのイオンの5階

若いカップルでごった返した中を会場に向かう。

まくらでは、「暮れの忙しい中・・・ほかに行くところはなかったんですかねぇ」なんて笑わせてましたが、

そうです そうです 無かったんですよ~

 

 

「投資家が「お金」よりも大切にしていること」藤野英人……今週の読書

 

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

 

 「投資はマネーゲームだ」「マネーゲームは悪だ」

そう思って、これまでの人生を生きてきた。

投資はもちろん、ギャンブルも、宝くじさえ買ったことがない。

清貧が尊い生き方だと思って生きてきた。

そんな私の考え方を、この本は変えた。

 

 

投資とは、 「お金」ではなく「エネルギー」のやりとり
お金のやりとりは、投資のほんの一つの側面に過ぎない
今、エネルギーを投資して、未来からのお返しをいただくということなのだ。

 

エネルギーを循環させることは、

さまざまな社会問題の解決の糸口となるのかもしれない

そう思えてきた。

 

今、日本は「お金」という血液が滞り、流れないために不調を引き起こしている。

 

人の身体は、

血のめぐりが悪くなると、新鮮な酸素や必要な栄養が全身に運ばれなくなり、

手足の冷えや浮腫みや痺れなど、末端にしわ寄せがいく。

そしていずれは、脳梗塞心筋梗塞といった命に関わる状態を引き起こすことになる。

 

今の日本は、

企業、個人共に、貯め込み体質であり、それ故に、経済のめぐりが悪くなっている。

お金という血液が回らない事により、末端が疲弊している。

ブラック企業や、客の過剰なサービスの要求により、

疲弊し、将来に希望が持てない若者が増加している。

解決策は、

なんでも政府、自治体など、公がするもんだ、

個人のお金なんて、1円たりとも出すものか!

みんなが、そう言っているように見える。

日本は他国に比べて、寄付やボランティアが文化として根付いていない。

 

テレビなどでニュースを見ていて、いつも疑問に思うことがある。

それは、なにか悲惨な事件があるたびに、「公」の責任を問う意見だ。

お上は何をしていたのか、もっと早く支援が出来なかったのか......等など

しかし、そんな無意味な論議を耳にするたびに

「なんか違う、どうして、人任せなのか?」という

もどかしい思いが湧き上がっていた。

公は制度を作り後方支援をするが、運用するのは民であるはずだ。

個人の意識が変わり、文化として「互恵関係」が根付くなら、

エネルギーの循環を通して、日本の未来も変わるかもしれない。


自分の将来、社会の未来は悲観的なものでしかなかったが
今、何に投資するかによって、未来に何を得るかを変えることができると心から思えた。  

 

 

この本はとても良い本だ。

今年読んだ本の中で、一番気持ちが良い、

心から納得できる本だった。

昔から、本を読むときには、共感した部分に付箋を付けながら読む癖があるが

読み終わった時には、最初からもう一度読んだほうが良いくらい、

付箋だらけになった。

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頭で理解しただけでは、行動は変わらない。

頭で理解し、気持ちが納得して初めて、行動変容につながる。

この本の内容は「腹に落ちる」ものだった。

お金はないが、とりあえず、

「スマイル0円」と「ありがとう」のチップは

今日から実行し、エネルギーの好循環に寄与したいものだ。

 

落語会備忘録……柳家小八

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今年の3月に、広島県福山市出身 初の真打が誕生

今日はその 柳家小八の独演会

当日券で入り、聴いて帰った。

 

1席目は、牛ほめ

落語の世界の名物キャラ、愛すべき馬鹿「与太郎」が登場する

地口落ち(ダジャレ)の演目 

 

次は、権助提灯

ちょっと小気味よい、悋気(ヤキモチ)ネタ

 

トリネタは、文七元結

江戸時代に流行った、髪を整えるための 元結(水引きみたいなきれいな紐)のブランドが「文七元結」だが、この 当時流行ったブランドの成立秘話とされた 人情ばなしだ

演者により 細かい設定は違うが、

(女房の腰巻が洗濯中で紋入りの風呂敷で代用するバージョンではなく、売ってしまっていたり、お久が先妻の子だという設定ではない など)

さんざんにためらった挙句に、50両を文七にあげる場面での、左官の長兵衛の人間臭さみたいなところの表現はうまいなと思った。

 

100人くらいの とても小さな独演会だったが、

地元ということで、小八師匠を応援する人たちが多かったようで、

アットホームな雰囲気の なかなか良い寄席だった

 

 

 

 

 

落語会備忘録……立川志の輔

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秋の京都

今にも降り出しそうな空模様の中

はるばる京都まで

志の輔落語を聴きに 日帰り旅行

 

古典だったらいいなと思いながら

春秋座の長い階段を息を切らしてやっとこさ登る

運動不足だなぁ

80歳まで落語会に行けるくらいの体力維持しなきゃいけないな

などと考えながら……

 

この度は 2席とも古典

新作より古典の方が好みなので 大満足だった

 

新鮮だったのは

照明効果

志の輔さんの落語会は初めてなので

いつもなのか、春秋座だからなのかはわからないが

客席が 真っ暗になる

ほかの落語会では経験したことがない

大抵 客席は明るくて

周囲の人の 表情だったり

かばんをつついていてるのだったりが見えたり

時には、演者と目が合ったりするのだが

そういった 周囲がちょっと気になるなぁ なんてこともなく

落語の世界にどっぷりつかれる

ふと気がつくと いつのまにか 舞台の 照明も変わっているようだ

最初は、背景が 鮮やかな青系で、「綺麗っ!」って思ったけど

いつ変わったのかわからないうちに

落ち着いた色に変わっていた

もしかしたら 照明まで 計算されているのだろうか?

だとしたら、凄いこだわりようだなぁ

 

音にも気を配ってあったようで

落語の間は 携帯電話がならないように

抑止装置が使われていたようだ

 

志の輔さんが 「江戸に お連れする」と表現されていたが

まさに、細部にまで気配りが行き届いた 

「 お も て な し 」だ