終わり良ければ…

全て良し…とはいかないけれど … 日々の記憶を楽しい記憶に書き換えて終わりたい…

「投資家が「お金」よりも大切にしていること」藤野英人……今週の読書

 

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書)

 

 「投資はマネーゲームだ」「マネーゲームは悪だ」

そう思って、これまでの人生を生きてきた。

投資はもちろん、ギャンブルも、宝くじさえ買ったことがない。

清貧が尊い生き方だと思って生きてきた。

そんな私の考え方を、この本は変えた。

 

 

投資とは、 「お金」ではなく「エネルギー」のやりとり
お金のやりとりは、投資のほんの一つの側面に過ぎない
今、エネルギーを投資して、未来からのお返しをいただくということなのだ。

 

エネルギーを循環させることは、

さまざまな社会問題の解決の糸口となるのかもしれない

そう思えてきた。

 

今、日本は「お金」という血液が滞り、流れないために不調を引き起こしている。

 

人の身体は、

血のめぐりが悪くなると、新鮮な酸素や必要な栄養が全身に運ばれなくなり、

手足の冷えや浮腫みや痺れなど、末端にしわ寄せがいく。

そしていずれは、脳梗塞心筋梗塞といった命に関わる状態を引き起こすことになる。

 

今の日本は、

企業、個人共に、貯め込み体質であり、それ故に、経済のめぐりが悪くなっている。

お金という血液が回らない事により、末端が疲弊している。

ブラック企業や、客の過剰なサービスの要求により、

疲弊し、将来に希望が持てない若者が増加している。

解決策は、

なんでも政府、自治体など、公がするもんだ、

個人のお金なんて、1円たりとも出すものか!

みんなが、そう言っているように見える。

日本は他国に比べて、寄付やボランティアが文化として根付いていない。

 

テレビなどでニュースを見ていて、いつも疑問に思うことがある。

それは、なにか悲惨な事件があるたびに、「公」の責任を問う意見だ。

お上は何をしていたのか、もっと早く支援が出来なかったのか......等など

しかし、そんな無意味な論議を耳にするたびに

「なんか違う、どうして、人任せなのか?」という

もどかしい思いが湧き上がっていた。

公は制度を作り後方支援をするが、運用するのは民であるはずだ。

個人の意識が変わり、文化として「互恵関係」が根付くなら、

エネルギーの循環を通して、日本の未来も変わるかもしれない。


自分の将来、社会の未来は悲観的なものでしかなかったが
今、何に投資するかによって、未来に何を得るかを変えることができると心から思えた。  

 

 

この本はとても良い本だ。

今年読んだ本の中で、一番気持ちが良い、

心から納得できる本だった。

昔から、本を読むときには、共感した部分に付箋を付けながら読む癖があるが

読み終わった時には、最初からもう一度読んだほうが良いくらい、

付箋だらけになった。

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頭で理解しただけでは、行動は変わらない。

頭で理解し、気持ちが納得して初めて、行動変容につながる。

この本の内容は「腹に落ちる」ものだった。

お金はないが、とりあえず、

「スマイル0円」と「ありがとう」のチップは

今日から実行し、エネルギーの好循環に寄与したいものだ。