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終わり良ければ…

全て良し?…とはいかないけれど … 全部チャラ ❗️. 1日の終わり、メンタルリセットするため書いてます

「ひとりで死んでも孤独じゃない」矢部武 … 今週の読書

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いわゆる「孤独死問題」の 実態調査で終わるような本ではない

独居者の自立を支援し 孤立を防ぐ 社会システムを作るための 具体的な方法を探っている

 

私は 常々 、一人で死ぬことを  悲観的な「孤独死」という言葉で ひとくくりにする事によって

これまでの人生の全てを  惨めで可哀想なものとして 結論付けてしまう事に 違和感を覚えていた

矢部武氏の言う  「自立死」…この言葉に 大いに共感した

自由と自立を大切にしながら 死んでいく…そんな選択肢もあって良いのではないか

 

日本は、まだまだ 一人で生きることを前提とした社会とは 言い難い

地方の田舎に住んでいる私は、まだまだ 子供世帯と同居する事が当然という意識が強いことを感じる

もちろん それを否定するものではない

その地域が 育んできた 良き伝統である事は間違いない

しかし 個々人には それぞれ 「事情」や「価値観」が存在することも また事実だ

子供がいるのに同居していない 独居高齢者は   自分のことを「恥ずかしい」とまで言う人もいる

「同居」という世間体にこだわり 「同居による寂しさ 」や「同居していても孤独」という悲劇は  

ひた隠しにし 見なかった事にしながら 同居にこだわる人もいる

 

しかし、少子化 晩婚化 未婚化  …

今後は、一人で生きることを前提にした人生という 意識改革を余儀なくされるだろう

 

「一人で亡くなることが 問題なのではない。友人や社会的なつながりを持たず 孤立したあげくに一人で亡くなり、死後何週間も発見されずに遺体が腐敗し、他の人に迷惑をかけてしまう事が問題なのだ」

と 矢部氏は書いている

「孤立死」と「自立死」は 明確に区別する必要があると考える

「自由と自立」に価値を見出し 選択し 友人や社会と繋がりながら

「おひとりさま」のまま 亡くなったって良いのではないか

 

単身世帯の増加 が 必ずしも 孤独死の増加を生むわけではない

社会との繋がりを持たない事が 「孤独死」を生むのだ

孤立を防ぐ社会システムを作ることや

一人で生きることを前提とした社会を作ることも急務ではあるが

そのためにはまず、個々人の価値観や事情を尊重し 批判しないという 意識改革が必要

それが 全ての人に浸透する事が 前提として必要ではないかと感じる

 

さらに、私を含め「おひとりさま」に言いたい

「どのような形でも良い

社会の中で 自分の「居場所」を持ち 繋がる事が

「自由と自立」を選択した者の 責任でもある」と…